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大勝軒は、昭和30年3月、永福町駅前の現在地に開店しました。
私が26歳の時でした。
そこで、私は商売を始めるに当たり、次の2つのことを心に決めました。
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酒は付き合いが多くなって店がおろそかになり、体を壊す原因にもなります。煙草は味覚を損ない不衛生でもあります。
車は事故を起こす危険があり、相手も自分も傷つける。
店を休業するはめにでもなったら、お客様にも迷惑をかけてしまいます。
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実家の草村商店(中華麺の製造・卸業)で働いていたころの経験から、独立したら出入りの商人を大切にしようと決心しました。
「その商人の一番の得意になる」。
これは大事なことです。そうすることによっていい品物が入ると、真っ先に届けてくれるようになり、時にはとびきりの情報をもたらしてくれることさえあります。
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私の生活は常に大勝軒のラーメンとともにありました。
開店以来ラーメン一筋飽くなき追求を続けてまいりました。
時には素材を求めて全国行脚に出ることもありました。
私の最高の楽しみはお客さまに喜んでいただける店、愛され続ける店をつくることです。
ですからラーメンの味はもちろんのこと従業員の教育にまで全力を注いでおります。
たとえ1杯の水も出し方が違うとお客様の気分はぜんぜん違ってきます。
従業員の立ち居振る舞いもしかりです。
これからもお客様に愛され続けるためなら惜しみない努力を続けていきます。
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